やり方

塾なしの算数。「見直しもした」と持ってきた答案が、筆算と解答欄でずれていた。伝えたのは、解き直すつもりで見ること

答案の紙を差し出して笑う上の娘と、受け取った紙と机の筆算のメモを見比べて首をかしげる父親

計算問題を解かせていたときのことです。

それほど難しくない問題だったんですが、上の娘が時間を余らせて「終わった」と言ってきました。

見直しもしたのかと聞くと、したと言います。

ところが実際に採点をしてみると、筆算で書いた答えと、解答用紙に書いてある答えがずれているんですよね。

今回はこの「見直しをしたのに間違えている」が何日か続いた話と、そこで私が伝えたことを書いていきます。

前提はこれまでの記事と同じで、うちは塾に行かせずに私が教えていて、相手は小4と小3の娘二人です。

何日か続いた間違い

例えば筆算では111と出しているのに、解答欄には112と書いてある。
別の問題では筆算で13と出ているのに、解答欄には3と書いてある。

社会の問題でも同じことが起きました。

正しいものを一つ選ぶ問題で、問題用紙では「ウ」に丸をつけているのに、解答欄には「エ」と書いてあるんです。
正解は「ウ」なので、問題用紙の丸のほうが合っているんです。

本人は見直しもちゃんとしたし間違いないと言って、私のところに持ってきています。

9月に入って算数の教材を変えてから、こういう間違いが何日か続きました。

見直しについては上の娘に常々伝えてきているんですが、それでも問題を解いた後で、もう合っているだろうと思い込んだまま見直しをするんです。

筆算のメモと解答用紙を並べ、赤鉛筆を持って見比べる父親の手元

思い込んだまま見ると、見直しの意味が全くなくなる

大丈夫だという目線で見直しを始めると、もう一回考え直すという作業に取り掛からず、答えをパッと見て終わってしまいます。

問題の解釈を間違えたまま思い込んでしまうと、そこから修正が効かなくなるんですよね。
もう一回フラットな状態で問題を読み直して、組み立て直すことができない。

だから見直しをしても、その思い込みが前提に立っているので、見直しにならないんです。

書き写す段階で一度確認をして、もう一度見直しをするというのは、その場で1秒か2秒で終わる作業です。

それをしないだけで点数を落としてしまうので、本当にもったいないことになってしまうんです。

どれだけ点数を落とすのかを、しっかり伝えた

そこで、こういう間違いをすることでどれだけ点数を落とすのかを、上の娘にしっかりと伝えました。

私の感覚ではこれを1教科で1問ずつ落とした場合、4教科で10点から15点は点数が下がるだろうと思っています。

そうなると、いくら難しい問題が解けたとしても、意味がなくなってしまいます。
勉強ができるとか解けるとか、そういう問題ではなくなってくるんですよね。

しかも、こういう癖というのはなかなか直らなくて、癖になってしまうと毎日どこかしらで1回はやってしまうんです。

なので、早めに手を打たないといけないということも、あわせて伝えました。

そのうえで伝えたのは、この2つです。

見直しは間違えているつもりで解き直す。

思い込みは一番の敵。

見直しというのは、もう解き直すくらいのつもりで、問題文をもう一回読み直して、条件を確認して、計算を一つずつ追いかける。
間違っているつもりでやらないと、意味がないと思っています。

親にできることと、できないこと

ここは私から指摘するのがなかなか難しい問題で、最後は本人の考え方次第なんですよね。

見直しの仕方については私が適宜注意することはできます。
ただ最終的には本人が自分で意識して、これは言われたことだから直そうと気づくべきことだと思っています。

それ以外におそらく方法はないんじゃないだろうか。

それでも、直さないと絶対にまずい問題なので、しつこく忍耐強く私も対応していくつもりです。

朝の光の入るテーブルで、プリントを指で追いながら鉛筆で解く三つ編みの上の娘

その後

その後、朝の計算問題は慎重にやるようになったからか、全問正解の日が4日ほど続きました。

やればできるんだから最初からやってくれという話ではあるんですが、まあ、こういうのも訓練なんだと思います。

日々やり続けることが大事なんでしょうね。

見直しは間違えているつもりで解き直す。

今はこれを毎日のように伝えています。